
検査項目の内容

HBs抗原 :B型肝炎(キャリアを含む)で陽性となります。
HCV抗体:C型肝炎で陽性となります。
HIV抗体検査:HIV感染症で陽性となります。
ヘリコバクターピロリ検査:抗体検査は血液検査で行います。
診察
自覚症状やこれまでの病歴に加え、食事や運動、喫煙、飲酒などについての問診とともに、視診、触診、聴診などの診察を行います。
身体測定
身長・体重、BMI・腹囲、視力検査、一般聴力検査など健康診断に対応した検査が可能です。
血液検査
血球の成分検査(白血球、赤血球など)から感染症や貧血の有無、血液疾患を評価できます。肝機能、腎機能、脂質(中性脂肪やコレステロール)の状態、糖尿病の有無が判定できます。総合的に、水分バランスや栄養バランスが分かります。
疾患に焦点をあてた検査項目を追加した場合、心機能の状態(心不全)や甲状腺の機能なども評価できます。
採血検査の結果は食事や飲酒の影響を大きくうける検査項目もあります。
一般採血検査
CEA:主に胃がん、大腸がん、肺がん、乳がんなどの診断や治療反応の判定に使用します。
CA19-9:主に膵臓がんや胆道がんの診断や治療反応の判定に使用します。
AFP(αフェトプロテイン):肝硬変、肝細胞がんなどの診断に使用します。
PSA:前立腺がんや前立腺肥大症でも上昇します。
CYFRA:主に肺がんで上昇します。
CA125:主に卵巣がん、子宮がん、子宮筋腫、子宮内膜症で上昇します。
hCG:婦人科がん(卵巣がん)の診断などに使用します。
HER2:乳がんの診断や治療反応の監視に使用されます。
HBs抗原
HCV抗体
HIV抗体検査
ヘリコバクターピロリ検査
:B型肝炎(キャリアを含む)で陽性となります。
:C型肝炎で陽性となります。
:HIV感染症で陽性となります。
:抗体検査は血液検査で行います。
腫瘍マーカー
CEA
CA19-9
AFP(αフェトプロテイン)
PSA
CYFRA
CA125
hCG
HER2
:主に胃がん、大腸がん、肺がん、乳がんなどの診断や
治療反応の判定に使用します。
:主に膵臓がんや胆道がんの診断や治療反応の判定に
使用します。
:肝硬変、肝細胞がんなどの診断に使用します。
:前立腺がんや前立腺肥大症でも上昇します。
:主に肺がんで上昇します。
:主に卵巣がん、子宮がん、子宮筋腫、子宮内膜症で
上昇します。
:婦人科がん(卵巣がん)の診断などに使用します。
:乳がんの診断や治療反応の監視に使用されます。
心電図
心電図検査では、胸や手首、足首に電極を取り付け、心臓の電気活動を測定します。痛みはありません。心臓のリズムや動きの異常を検知し、不整脈や狭心症、心筋梗塞の診断に使用します。
感染症検査
尿蛋白や尿潜血を見ます。腎機能や腎・尿路系の病気(結石や膀胱炎)の診断の手掛かりとなります。但し、運動などで一時的に陽性となることもあります。細胞診ではがん診断の手がかりとします。
尿検査・尿細胞診検査
便潜血検査
便に血液が混ざっているかを調べます。陽性の場合は、直腸診・肛門鏡検査や大腸カメラの検査をお勧めします。
直腸診・肛門鏡検査
直腸(肛門から5cm程度・指の届く範囲)のがんやポリープ、痔核(内痔核・外痔核)、男性であれば前立腺の肥大などを調べます。肛門鏡検査では、器具を用いて直腸の様子を直接観察します。
レントゲン検査とは、X線という電磁波を使って体の内部の様子を画像化する検査です。X線は、体内の硬い組織(骨など)密な組織(心臓など)をフィルムに映し、映しにくい肺などはコントラストとして、体の中の構造や病変を見ることができます。レントゲン検査は、肺や骨などの病気の原因や形を調べるためによく用いられ、胸部レントゲン、腹部レントゲン、骨レントゲンなど、検査する部位によって撮影する部位を特定して検査を行います。
レントゲン検査
呼吸機能検査
息がうまく吐き出せない、もしくはうまく吸い込めない場合、呼吸器の状態を知る事ができ、COPD(慢性閉塞性疾患)などの早期発見に役立ちます。
骨密度検査
骨密度検査は、骨がもろくなって、骨折しやすくなる病気である骨粗鬆症の代表的な検査です。骨の強さ(骨強度)に大きくかかわる成分の量を測る検査で、DEXA(デキサ)法を用いています。DEXA法は、身体の骨塩量(骨の強度、ミネラル)をX線を利用して測定する検査です。
肝臓、胆のう、膵臓の形や大きさ、脂肪の沈着、腫瘍、結石・石灰化の有無などを確認できます。
ほかにも腎臓や脾臓、大血管(動脈硬化の有無)、小腸、大腸、前立腺(男性)、子宮・卵巣(女性)の形態や病気の有無について判定できます。
エコー検査(腹部)
エコー検査(腹部エコ-検査以外)
当院では、腹部エコー検査のほか、甲状腺、乳腺、頸部,関節等のエコー検査を行います。
胃カメラ
鼻または口から細い管(内視鏡)を通して胃の内部を観察します。検査前には、喉に麻酔をかけ不快感を軽減できます。内視鏡を通して胃を内部から観察し、病変や異常がある場合は、組織を採取して病理検査を行います。
大腸カメラ
肛門から内視鏡を挿入し、大腸の内部を観察する検査です。血便が見られた場合や、頻回の下痢が長期間続く場合など、大腸の腫瘤や炎症などを発見するために行われます。必要に応じて組織を採取し、病理検査を行います。
CT検査
CT(コンピュータ断層撮影)検査は、X線を用いて体内の断層画像を撮影する検査方法です。特徴として、広範囲の検査を短時間で実施でき、非常に多くの情報が含まれるため、精度の高い診断を行うことができます。1回の検査での放射線照射量は多くはないですが、短期間に過度の検査回数が重なると健康に悪影響を与えることがあるため、医師の判断によって適切な回数や照射量を提案させていただきます。