大腸カメラ
~大腸カメラ検査とは~
大腸カメラ検査は、肛門から内視鏡の管を通し、大腸の内部をカメラで映すことによって病変や異変がないかどうかを確認する検査です。
大腸がんや大腸がんの前がん病変(腺腫)などを診断・治療したり、大腸の粘膜の様子を観察する検査になります。
~大腸カメラ検査って受けたほうがいいの?~
『肛門から出血があった(赤い血が混じっている)』、『よく下痢をする』、『以前に比べて便が細くなった』などの症状はありませんか?
ご家族に大腸がんの方はいらっしゃいませんか?
大腸がん発見の簡易検査として便潜血検査があります。いわゆる検便です。便潜血検査は、小腸や大腸に出血がある場合陽性となりますが、出血を伴わないポリープは陽性となりません。また、大腸の奥の方の出血には反応しないことがあります。そのため、直接確認できる大腸カメラがお勧めです。
・大腸カメラ検査は一般的に50歳以上の成人を対象に推奨されています。
・ただし、血便やなかなか治らない腹痛、下痢が続くなどの症状がある場合や、ご家族に大腸がんの家族歴がある場合はこの限りではなく、検査を早めに受けるようにしてください。
・大腸ポリープには前がん病変となるポリープもあります。発見した場合は、小さいポリープはその場で切除可能ですが、大きいポリープの場合は高次医療機関へご紹介いたします。
大腸カメラ検査を初めて受ける方や、今後受けるかどうか悩んでいる方は、『しんどそうだ』などのという印象を持って不安に思う方も多いのではないでしょうか?
少しでも不安を減らして検査を受けていただけるように、当クリニックの特徴や大腸カメラ検査の流れなどについて説明していきます。
~当クリニックの大腸カメラ検査について~
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麻酔で眠っている間に行う鎮静下での内視鏡
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炭酸ガスの使用による腹満感の軽減
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女性医師による大腸カメラ検査(予約制)
[鎮静下内視鏡]
静脈麻酔を用いて、眠っている間に検査を行います。うとうとと寝ている間に検査が終了します。
苦痛が少ないことが特徴です。
静脈麻酔を使用しますので、検査後に足元がしっかりするまでは休んでいただきます。
また鎮静剤を使用した場合、検査後当日は乗り物(自転車・バイク・車)の運転はできません。
[炭酸ガス使用]
検査中・検査後のおなかの張りが軽減されます。
検査中はうとうとした状態ですので実感しにくいですが、検査後の違和感が軽減します。
[女性医師による大腸カメラ]
女性の方も安心して受けていただけるように、女性医師による検査日程を設けております。
第1・3・5水曜日午後に検査枠を設けております。お気軽にご相談ください。
~受診・検査の流れについて~
1. 事前診察
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問診表に記入後、医師の診察があります
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検査の説明と方法の選択を行い、検査同意書に記入します
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常用薬とアレルギー(麻酔など)に関しては必ずお伝え願います
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特に血液をサラサラにする薬を内服されている方は、休薬が必要な場合もありますのでお申し出ください。
2. 検査前日
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21時以降のお食事は控えてください
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夕食後や眠前の薬は内服してください
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水やお茶、果肉の入っていないジュースなどは飲んでも構いません
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便秘がちな方は、検査の数日前から消化のいいお食事を心がけていただくと、検査前の処置が比較的楽になります
3. 検査当日
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朝食は抜いてください
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高血圧や心臓病の薬を服用している方は、下剤を内服終了後に服用してください
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糖尿病などの薬は、事前に個々の判断をします
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ご指定したお時間から下剤を内服してください(検査予定時間4時間前が目安)
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ご指定しました時間に来院してください
4. 検査開始
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腸がきれいになりましたら、検査着へ着替えていただきます
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鎮静剤の静脈ルートを確保します
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鎮静剤を投与します
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大腸カメラ検査が始まります(約30分)
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必要に応じて生検組織検査を行います
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ポリープ切除や組織検査がある場合、検査時間が延長します
5. 検査終了後
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鎮静剤を投与した場合、検査終了後30~60分程休んでいただき、説明があります
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ポリープ切除や組織検査を行った場合は、1週間後を目安に後日、病理検査の結果説明を行います
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検査終了後1時間ほどは、ガスがでますので飲食は控えてください
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色素検査(インジコカルミン)を行った場合、便が青くなることもありますが、問題ありません
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ポリープ切除や組織検査を行った方は、お食事は2時間以上経過してから消化の良いお食事を食べてください
~重要事項~
鎮静剤を使用した場合、個人差はありますが検査後のふらつきやぼんやりすることが必ずあります。
鎮静剤を使用した場合の検査後の自動車・バイク・自転車などの運転は非常に危険です。ご家族の送迎や公共交通機関での来院をお願いいたします。
問診表、説明書・同意書、鎮静剤使用の同意書の事前ダウンロードはこちら
ご準備いただけますと受付でスムーズになります。